2008年07月07日

相棒 劇場版 ネタバレ

絶体絶命 東京ビッグシティマラソン 42.195km


2回目。
1回目の感想(5/07付け)と同じくネタバレ全開の感想です。

この作品で地味に最強なのは
大学生役が出来る柏原崇氏と
中学生役が出来た本仮屋ユイカちゃんではなかろうか。
とか、うっかり思いました。


っていうか、
どうやったら女子大生が都内のビジネスホテルに一週間(以上?)も滞在出来る金があるんですか。
ついでに
武藤弁護士が出てくる理由がイマイチよく分かりません。
軍資金とか謎。

はるな愛って前から出てました?


ところで
作中ポスターに言わせると
『事件は夜に起きる』んだそうですよ、奥さん。(誰だよ)

橋が壊れなかった事といい、
ピーポくんの映りっぷりといい、
中々に某(元)空き地署の刑事ドラマを意識してますよね。

伊丹がボートを「警察だ。貸せ!」って言った時は、
ちらっと某港署の東映刑事ドラマお約束シーンを思い出して、懐かしくなりました。


右京さんの口癖は
「はい〜?」「あと一つだけ」の他に、
実は「亀山くん」もだった。


さて、
木佐原と塩谷。


この2人は主役の右京&薫の対称的なコンビだという事に、やっと気付いた。

名前を
『木佐原→木イ左原』と書くと

『木』 → 『杉』
イ 下
『左』←→『右』
『原』←→『京』


『塩』 → 『亀』(それと『湊』理由後述)
『谷』←→『山』と、

名前の一文字が関連する漢字か
もしくは、反対の意味を持つ漢字が使われている。
 『塩』『亀』『湊』は各々一般的に“海”に関係している
(勿論、違うものもあるが今回は除外)


そして、
右京さんが持っていたチェスはガラス製。
対して木佐原側が持っていたチェスは木製。

一般的に
木は丈夫だが火に燃えやすく、
硝子は脆いが火を加えられて出来る物。


つまり、
右京&亀山と木佐原&塩谷は
今回のモチーフ『火』を境目として
対称的な存在であったと思われる。

木佐原と塩谷がどういうコンビ関係かを
右京&亀山と逆に一切描かなかったのも
対称とする為の理由の一つだと思う。


で、
この木佐原と塩谷の関係を描かなかったせいで
見た側の『右京&亀山』のコンビ関係認識を浮彫りにさせる意図が
製作側にあったとしたら凄いとしか表現しようがない。

つまり、
右京&亀山を『探偵&助手』として見ていれば
木佐原&塩谷は『主犯&実行犯』であり、

右京&亀山を『相棒』として見ていれば
勿論、木佐原&塩谷も『相棒』に見えてくるはず。


この映画は
ダブルミーニング(っていうのかな?)そういう意図を感じられた。

「ドラマを見ていなくても分かる」と言ってたが
見てない人からしてみれば
陣川は有能な人で雛子ちゃんはもの凄く正義の人に見えるだろうし。
(ドラマ見てる人なら全く違う印象)


で、
以上の事を踏まえて考えると
木佐原の「塩谷くんを止めてくれ」っていうのは
警察の目をくらませる為っていうよりは
やっぱり本心からの発言だったんじゃないかと。

マラソンゼッケンを貰ってアジトの倉庫天井を仰いだ塩谷の後ろでは
もぅ、ドアロックが作動済みだったんだよね。

既に塩谷の暴走は木佐原には止められなかった。

そして
塩谷がマラソンを拡乱する為に外へ出た隙に
やよいちゃんに倉庫へ入られていて
やよいちゃんが出られるよう
ドアを開けといたら右京さんがミスって
ドアをロックしてしまった。

他人が本拠地に乗り込めた事でやよいをどうにかしてくれると信じ
(実際、どうにか出来た水溜まりがあった)
塩谷は強硬爆破という手段に出た。
(単にアジト爆破が目的なら、右京さんが乗り込む前にやってるはず)


 …まぁ、個人的には
いくら水に飛込んだ後で体が冷えてるとはいえ
あんだけ爆風喰らえば、
部屋の鉄製品は半端なく熱持ってるはずなんで
難無くパイプ握って部屋を登り降りする右京&亀山に正直違和感υ
(何の為にやよいちゃん置いてってるんだっていう…)

塩谷は青酸(+爆破)で死んだ事になるが
この場合の『青酸』の意味とは
『清算』なのか『凄惨』なのか。

上↑の方でちらっと書いた(シーズン2に登場した)『湊』も
ある意味、大河内管理官の『相棒』だった。
『清算』の意味ならば
湊の死と塩谷を、ある意味でリンクさせているのではないかと思う。



んで、
ちょっと話が前後するけど

マラソン中にチェスの駒に関連した物を、亀山が探す場面。

bishop(僧侶)に関係した物を探している時
背後の十字架か浮かび上がる――。
この演出に見ていてゾクッとした。

十字架といえば
すぐに思い出すのは、磔にされたイエス・キリスト。

イエス・キリストは人々の罪を背負い磔にされた。
これをオマージュしたのではないだろうか、
木佐原渡は
人々の色々な罪を背負わされて、討たれた。

爆破や銃は『火』に分類される。
『火』はキリスト教に使われる表現のはず。
(※聖書で使っている意味と今回の火は全く意味が違います)

木佐原渡は6人の仲間(=『7』人)と現地に滞在していた。
『7』とは聖書では結構重要視されている数字のはず。というのも、その理由。


そして、
右京さんと木佐原の対峙場面。

木佐原芳信は右京さんの前で縛られた両手を合わせた。

これは祈ったのか、それとも拝んだのか。


ラベル:相棒  映画
posted by ふじな at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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